CVIC通信

CVICより皆様へのメッセージを届けます

“Proud to be a CVIC member.” 「CVICの一員であることを誇りに思う。」

アメリカの300年余りの歴史の中で、初めてアメリカ本土が他国に攻撃された日として刻まれているのが、2001年9月11日です。通称として、 “September 11”といえば、2001年9月11日を指すほどに有名な日になりました。日本でも話題になったように、アルカイダによる全米同時多発テロの起こった日です。その当時に、アメリカに滞在していた日本人も多いでしょうし、非常に残念なことに犠牲となった日本人もおられます。私もテロ発生の東海岸時間9:00に、丁度ワシントン行き飛行機の機内にいた人間の一人です。何も言わずに飛行機は滑走路で止まり、引き返すという出来事を2回繰り返し、都合により本日のフライトキャンセルというアナウンスがありました。何が起こったのか分からずに、飛行機より降ろされた私が空港内で目にした映像が下記です。非常に驚き、帰りの車内でもラジオからは緊急のアナウンスが流れ続け、自宅には私のBossから、Labの仲間から、友人から、日本からも安否の問い合わせの電話が殺到しました。後ほど、同時多発テロは西海岸からの飛行機もTargetにされていたという知らせに、冷汗をかいたのを思い出します。

それよりも大きな印象に残ったのは、その後のアメリカ人の反応でした。近所の家という家にはアメリカ国旗が掲げられ、TVでは “New War”という活字が躍り、車という車にはアメリカ国旗と共に、 “Proud to be an American!” (アメリカ人であることに誇りを持とう!)というステッカーが貼られていました。アメリカ人であることを理由に攻撃されるという卑劣なテロ行為に対して、ひるむわけではなく、むしろアメリカ人であることに誇りをもって、アメリカという国を守るために戦うことが、当然のこととしてアメリカ人の心に深く刻まれていると認識しました。まさに、素晴らしい愛国心の表れであり、アメリカ人が自国を愛する強い気持ちに感心したのを思い出します。

CVICは、2009年よりスタートして5年しか経過していない、歴史の浅い組織ではあります。しかし、CVICで仕事をする皆さんが、「CVICの一員であることを誇りに思う。」ことが出来るような組織にして行きたいと強く願っています。皆さんが、自信をもってCVICの素晴らしい点を語れるように、全員で協力しながら、素晴らしい組織を作り上げて行ければと願っています。

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